ダイエットサプリは本当に効果あるの!?気になる有効成分と痩せる仕組みをわかりやすく解説

 

サプリを飲む女性
ただサプリを飲むだけでやせるのは困難です。

やせる仕組みを知って、無理なく脂肪を落とすダイエットをしましょう。

 

ダイエットを成功させ、やせるための基本!

  • 食事で摂ったエネルギーの代謝を良くして溜めこまないこと
  • 過剰なエネルギー摂取をしないこと
  • 必要なエネルギーや成分だけとって不要な分は外に排出すること
  • 脂肪を代謝し、エネルギーに変えて消費すること

 

これを踏まえて、ダイエットサプリによく含まれている成分を詳しくみてみましょう♪

どういった仕組みでやせるのか、成分の詳細をチェック!

ダイエットサプリの脂肪や糖の吸収を抑制する成分

  脂肪と糖の多い食事・ファストフード

脂肪・糖代謝

 

仕組み

脂肪や糖の代謝酵素やホルモンを活性化させることで、食事から得た脂肪・糖をエネルギーに分解・代謝しやすくする働きを持つ成分があります。

ダイエットサプリで良く配合されるLカルニチンは脂肪のエネルギー変換を促進して、代謝高める効果を持っています。同じく、ダイエット成分として注目されているカプサイシンの脂肪分解酵素も脂肪・糖の代謝促進に効果があります。また、ガルシニアカンボジアのヒドロキシクエン酸・うこんのクルクミン・杜仲茶の作用には、肝臓の胆汁・胆汁酸による作用で脂肪の代謝につなげる効果が期待できます。

 

成分例
  • Lカルニチン
  • 杜仲茶
  • ガルシニアカンボジア
  • うこん
  • トウガラシ成分(カプサイシン)
 

脂肪・糖吸収阻害

 

仕組み

脂肪・糖の吸収を抑制することで、脂肪の蓄積や血糖値の上昇を抑える効果があります。

キトサンや難消化性デキストリンなどの食物繊維は、糖や脂肪を分解せずに吸着して体外に排出させる働きを持っています。また、ダイエット成分で注目度の高いサラシアは、糖の分解酵素α-グルコシダーゼの働きを抑制するサラシノールやコタラノールという成分を含んでいます。この効果により、分解されて体内に吸収される分をカットすることができるのです。その他、糖・脂肪の吸収・分解を阻害するポリフェノールを含んだ食材・成分もあります。
   

成分例
  • 難消化性デキストリン
  • グァバ茶
  • キトサン
  • サラシア
  • カカオエキス
  • 希少糖(プシコース)
  

炭水化物の阻害

 

仕組み

炭水化物の分解酵素・ブドウ糖への分解を行なう酵素を阻害することで、炭水化物・ブドウ糖の摂取を減らす仕組みです。

脳の栄養になるブドウ糖ですが、不要な分はすぐ脂肪に化合されてしまいます。炭水化物の分解吸収には、でんぷんの分解を行なう酵素マルターゼや、ショ糖を分解する酵素スクラーゼが働きます。その働きをを阻害するのが桑の葉に含まれる1-デオキシノジリマイシンです。インゲン豆エキスにも、でんぷんの分解を行うα-アミラーゼを阻害する効果があります。

また、ブドウ糖の吸収を阻害するギムネマエキスは、炭水化物や糖による脂肪蓄積を予防します。

 

成分例
  • 白インゲン豆抽出物(ファセオリン)
  • ギムネマ
  • 桑の葉エキス

 

「食べたい」を抑える食欲抑制ダイエットサプリの成分

食事をする女性

腹持ち

 

仕組み

消化に時間がかかるものは、空腹感や空腹状態を防ぐ効果があります。水分を吸って膨張する食材は腹持ちが良く、空腹感を紛らわせる効果が期待できます。

そうした、水分を吸って胃の中で膨らむ性質があるのがスピルリナやサイリウム、チアシードなどです。グルコマンナンは消化酵素による分解がされないので、吸収されずお腹に膨張感を与えます。分解されずに体外に排出されるので、空腹感での暴食予防に効果があります。
  

 

成分例
  • スピルリナ
  • サイリウムハスク
  • コンニャクイモ抽出物(グルコマンナン)
  • チアシード

 

空腹ホルモンのコントロール

 

仕組み

ストレスなどが影響し、空腹ホルモンが多く分泌されるのを阻害する成分があります。

大豆エキスや白インゲン豆に含まれる成分が幸せホルモンであるトリプトファンを作り、満足感をアップさせます。またカカオに含まれるテオブロミンや松の実油に含まれるピノレン酸もストレスからくる空腹ホルモンの分泌を和らげる効果があります。
   

成分例
  • カカオエキス(テオブロミン)
  • 白インゲン豆(トリプトファン)
  • 大豆エキス(トリプトファン)
  • 松の実油(ピノレン酸)

 

満腹中枢の刺激

仕組み

満腹中枢を刺激することで、食べ過ぎを防ぐ効果があります

レプチンにより満腹中枢への作用ができるアフリカンマンゴーや、満腹感をアップさせるヒスチジン、ブドウ糖の100倍もの効果で疑似満腹感を与えるp57を含むフーディアなどが注目されています。上手く利用することで、摂取カロリーを抑えてリバウンド防止につなげることができます。

 

成分例
  • アフリカンマンゴー
  • フーディアコードニー(フーディア)
  • ダイズエキス(ヒスチジン)

 

体に溜めない!腸内環境を調整するダイエットサプリの成分

お腹
 

排出・利尿作用

仕組み

腸を刺激して排出を促す仕組みで便秘を解消することができます。また腸内に溜まった宿便や、ダイエットによる食事量減少で少なくなった便の量を増やして外に排出させる働きをする成分もあります。

センナやキャンドルブッシュは腸を刺激するセンノシドを配合しており、腸内の運動が活発化することで外へ便を排出できます。サイリウムハスクや大麦若葉などの食物繊維は、水分を吸って膨らみ、こびりついた便をかき集めながら外へ出すことができます。この働きを取り入れることで、便が腸内に溜まらず、体臭の軽減・吐き気の抑制・水分戻りによるむくみなどにも効果があります。
   

成分例
  • キャンドルブッシュ
  • センナ
  • アカメガシワ
  • 大麦若葉
  • サイリウムハスク

 

腸内細菌の燃料効果

仕組み

腸内環境(腸内フローラ)を整える働きを持つ腸内細菌(善玉菌)の餌となり、腸内細菌を活発化させる効果があります。

オリゴ糖や乳酸菌は、腸内細菌が活動するためのエネルギー源です。腸内環境が整うと、善玉菌が腸内の清掃する効率が上がります。適度な栄養吸収ができるようになることで、不要なカロリー摂取を予防する効果があります。

 

成分例
  • シャンピニオン
  •  ビフィズス菌末
  • イソマルトオリゴ糖
  • ラクチュロース
  • センスピュール

 

ほかにも気になる成分マメ知識

この中には分類されませんが、ダイエットサプリには、コレウスフォルスコリ、コショウやジンジャーなども良く含まれています。

コレウスフォルスコリの働きは、脂肪の分解・代謝を促進する効果です。脂肪の分解酵素に直接作用することができます。

ショウガ・ジンジャー・ヒハツエキス・黒コショウは、血流の改善で栄養素や代謝で使うアミノ酸を効率よく運ぶことができます。また交感神経の刺激作用で、カロリー消費・燃焼効率をアップさ冴えます。

 

ダイエットサプリ成分と効果まとめ

野菜・成分・食材イメージ

ダイエットサプリによく配合されている成分について紹介しました。

ダイエットでやせるためには、仕組みを理解して基本を抑えた食生活や運動などの代謝を行う必要があります。

 

  • 食事で摂ったエネルギーの代謝を良くして溜めこまないこと
  • 過剰なエネルギー摂取をしないこと
  • 必要なエネルギーや成分だけとって不要な分は外に排出すること
  • 脂肪を代謝し、エネルギーに変えて消費すること

 

このダイエットの基本に注意しながら、生活環境や食事の見直しをしてみましょう。不十分な部分をダイエットサプリで補うことで比較的早くやせられますよ♪