新しい命の誕生で、まだ見ぬ子どもとの生活にわくわくしたり、不安になったり、いろいろな感情が揺れ動く妊娠期間。
生まれた子供とプールに行ったり、一緒に温泉に行ったりして楽しむ計画を立てている人もいるでしょう。
そのときにちょっと気になるのが、お腹がめいっぱい膨らむことでできてしまう妊娠線(にんしんせん)。
お腹がごわごわ、赤黒い線がお腹に何本も入るのはできたら避けたい・・・。
そんな方は妊娠線予防を、早い段階から始めるべきです。
忙しいママでもできる妊娠線予防と、おすすめスキンケアをご紹介♪
妊娠中でもできる体重増加予防と体脂肪コントロールを取り入れて、妊娠線ができるのを予防しましょう。
この記事で解決すること!
▶妊娠線とは?妊娠中にできる線にはどんなものがあるの?
■妊娠線とは
妊娠線(にんしんせん)、または線状皮膚萎縮症(せんじょうひふいしゅくしょう)、ストレッチマークとも呼ばれています。
急激な体型変化に肌が引っ張られることで、肌の真皮層(しんぴそう)という土台がさけた状態です。
肌の土台である真皮層が避けるので、裂けた部分が亀裂になり肌に凹凸ができてしまうのです。
妊娠線ができてしまった後は、真皮層がさけた部分が内出血により赤黒い線として肌表面に現れます。
内出血が収まると色が白っぽく変わり、その部分に凹凸ができます。
妊娠時にできることから混同されることがありますが、お腹の真ん中に縦に出る濃い線は正中線(せいちゅうせん)です。
皮膚の層がさける妊娠線とは異なり、ホルモンバランスから起きるメラニン色素が影響しています。
さて、妊娠線ができることは避けることができないのでしょうか?
妊娠線の原因から、対処策を見てみましょう
■妊娠線の原因
「妊娠でお腹の皮が引っ張られるのなら、妊娠線は誰にでも出来てしまうのでは?」
しかし、中には妊娠線ができない人がいます。
妊娠線の原因から、その違いと対処について考えてみましょう。
【妊娠線ができる原因】
- 皮膚の伸縮性・弾力がないので肌が伸びずに避けてしまう
- 急激に体重増加しすぎて腹に脂肪がつき、皮膚が伸びにくくなる
- 運動不足で筋肉の伸縮が悪く、皮膚の伸びに負担がかかってしまう
これらの原因から考えると、妊娠線予防は早めに取り入れておかないと後悔しそうです(;´・ω・)
筋肉や体重キープもスキンケアもすぐ初めてその日で効果がでるものではないので、断続が大事ですね。
予防の方法といつから始めるのか、タイミングについても知っておきましょう。
▶妊娠線予防はいつから始める?予防方法と始めるタイミング
■予防するにはどうしたらいいの?
▼肌の柔らかさを保つスキンケア
乾燥していると、肌の弾力性が失われて真皮層がさけてしまいやすくなります。
また、妊娠線まで行かなくても表面がゴワゴワする、カサカサ乾燥してしまうことも。
保湿と肌の弾力性を保つスキンケアを行うようにしましょう。
保湿と弾力性のケア効果がある保湿クリームや美容オイルなどがおすすめです。
▼急激に太る・痩せすぎるのを予防するダイエット
急激に脂肪がつくと、肌が伸縮に耐え切れず肉割れや妊娠線が発生する恐れがあります。
痩せるときも太るときもゆっくり時間をかけて行うと皮膚がついていきやすいです。
急激な増量を抑えるダイエットや糖や脂肪の吸収を抑えるダイエットサプリなどを取り入れて見るとよいでしょう。
▼適度な運動
筋肉を動かすことで、筋肉の伸縮性を高めてケガや体への負担を予防します。
柔らかく弾力がある筋肉が衝撃を吸収・分散して、ケガや筋肉・肌のせんいが切れるのを予防する効果が期待できますよ。
上に乗る脂肪を減らして、肌の伸縮性をアップさせます。
さらに血行の促進、妊娠中の体力づくり、体重の維持にも効果的です。
ウォーキングなど、負荷の少ない適度な運動を取り入れましょう。
■妊娠線予防を始めるタイミングは?
*ダイエット・スキンケア
ダイエット・体重キープの食事ケアやスキンケアは妊娠初期(15週になる前)の段階から始めても大丈夫です。
妊娠中は、肉体や精神面の状態からやることが思うようにできないことが多くなります。
後から始めると苦になりやすい体型作りやスキンケアも早めに取り入れておくと、習慣化して続けることが苦じゃなくなります。
ダイエットサプリやドリンクの成分・スキンケア成分には注意が必要ですが、マタニティ向けスキンケア・ダイエットアイテムなどを選んで取り入れてみましょう。
*運動
妊娠初期は安定が悪く、流産の恐れがあるので激しい運動やスポーツは避けて周囲を散歩するなどがおすすめですね。
公園など障害物が少なく、人にぶつかられないような広めの場所を歩くようにしてみるとよいでしょう。
安定期(妊娠16週以降)に入ったら、マタニティヨガやピラティス、マタニティスイミングなどの教室に通ってみるのも〇
▶妊娠線スキンケアは何がいいの?妊娠線対策アイテム特集
妊娠線リスクを下げるには、保湿と肌の弾力を保つスキンケアが大事です。
マタニティ期間に使えるママに優しいスキンケアアイテムをご紹介♪
■妊娠線予防スキンケアの効果と仕組み
妊娠線予防のスキンケアは、保湿・ハリ(弾力)アップが大事です。
美白効果やメラニン生成を抑える成分があると、妊娠中に増えるメラニン色素でできる正中線予防にもなります。
■マタニティオイル・妊娠線クリームのおすすめ3選
さて、実際に人気のあるマタニティスキンケアについてリサーチしてきました!
タイプ別で取り入れて見てはいかがでしょうか。
▼ベルタマザークリーム
ベルタマザークリーム
【価格】
定期便購入価格は初回92%OFF 500円(税抜)
定期便価格は4,980円で通常購入より2,000円もお得
通常価格:6,980円
【特徴】
- コエンザイム・シラノール誘導体・保湿オーガニック成分
- スーパーヒアルロン酸・プラセンタ・コラーゲン配合
- 気になる合成香料・タール系色素・バラペン・鉱物油・精油系界面活性剤などが無添加
- 水分・油分のバランスがいいクリームタイプ
- べたつかない使い心地でストレスフリー
さらっとしたクリームなので、塗り込んで後はすぐ服が着れます。伸びも良いし、肌がもっちりする感じ♪
無添加で、ローズマリーなどの植物成分で安心して使えます。保湿でしっとり、肌調子が良くなりました。
*誤解がないように、すこしだけ補足します。
従来ローズマリーの精油(エッセンシャルオイル)は妊娠中の使用を控えるように言われています。
しかしベルタマザークリームに配合されているのは、ローズマリー葉エキスです。
エッセンシャルオイルとは違い、その毒性はかなり低いのでご安心ください。
▼AMOMAマタニティオイル
AMOMAマタニティオイル
【価格】
160ml:1,851円(税抜)
500ml:3,703円(税抜)
【特徴】
- 保湿力の高いオイルタイプ
- ライスオイル・マカダミアナッツオイルと精油配合
- オイルだけどさらっとしたテクスチャ
- マンダリン・パルマローザ・フランキンセンス配合
- 小さなお子様やペット・肌の弱い方は注意
精油の香りと肌なじみが良くてお気に入りです♪出産後もケアに取り入れようかな。
友たちにプレゼントされたのですが、マタニティオイルなのに、べたつかなくてさらっとなじみます(@_@)
▼格安スキンケアで大注目のニベアはどうなの?
ニベアの成分は、いたってシンプルで保湿・保護効果のアップの目的成分のみ配合されています。
肌の弾力性を上げる・水分を足すにはちょっと役不足なんですね。
浸透率の高い化粧水や張りをアップさせる美容液を肌に入れ込んでから、乳液、ニベアで閉じるなら効果的でしょう。
■スキンケアの手順は?塗り方・使い方のコツ
- クリーム・オイルを手に取り、手の上でじんわり温めます。
- へそから円を描くように中心から外側に広げていきます。
- わきばら、下腹部の部分を中央からサイドに塗り込むようにマッサージします。
- 外側から円を描いて内側まで持ってきて下におろすように塗ります。
▶妊娠線の予防は急激な体重増加の予防が大事!
「2人分だから」なんて食べ過ぎていませんか?
実は妊娠中に一気に太るのも妊娠線につながるんです!
■体重増加も妊娠線の原因に!
急に体型が変わると、肌が無理に伸ばされて妊娠線ができやすい です。妊娠での張りに加えて、脂肪まで付くとお腹の皮膚はさらに押し上げられて伸びます。お腹が張り出すときに脂肪がつくと筋肉・真皮層の血行が悪くなります。肌に弾力がなくなった所を、脂肪での押し上げられて耐えられなくなり真皮層がさけてしまうのです。
妊娠前後から体重管理・サプリダイエットなどで無駄に太らないよう予防をしましょう。
■妊娠中・産前産後も安心のダイエットアイテム
妊婦が飲んでも問題ない成分構成のダイエットサプリやドリンクを調べてみました!
産前・産後ダイエットにもおすすめです。
▼コンブチャクレンズ
紅茶キノコ(コンブチャ)の乳酸菌・酵母・酢酸の力で悪玉菌を減らして、整腸効果をアップ!
コンブチャクレンズ
【価格】
単品価格:5,500円(税抜)
※公式キャンペーンで1本1,000円など特価販売有
【特徴】
- 合成甘味料フリー、合成着色料フリー、グルテンフリー・植物由来甘味料使用で安心
- 鉄分の多いアサイー、マキベリー、ビタミンCの多いカムカム配合
- マンゴー風味で甘くて飲みやすくアレンジもしやすい味
産前からずーっと飲んでます!便秘が起きやすかった出産1回目と違って、お腹の調子がいい(*´ω`*)
産後もお世話になります。トマトジュースとか豆乳とかとも合わせやすいし、肌も吹き出物が減りました。
▼ベルタ酵素
酵素ドリンクは野菜や果物・ナッツ類や薬草などを発酵させた健康ドリンク。
酵母や酵素と栄養成分が体を整えます。
ベルタ酵素
【価格】
2本セット12,660円(税込)⇒定期購入2本セット初回10,200円(税込)
1本通常価格:5,080円(税込)
【特徴】
- 味はピーチネクター風味で飲みやすい
- 熱・酸に強い酵素エンザミンを使用
- コラーゲンペプチド・プラセンタなど美容成分も含まれています。
美肌と酵素での代謝量アップに取り入れました。風邪をひきにくくなったし、体が強くなった気がします!
毎回食べすぎて産後ダイエットに苦労してましたが、今回の出産では酵素ドリンク豆乳で置き換えしたら、無事体重増加を予防できました(≧▽≦)
▼ラクビ
ラクビ
【価格】
単品価格:3,800円
→定期初回キャンペーン:300円
2回目以降:2,740円
【特徴】
- オリゴ糖・ビフィズス菌配合で腸内フローラを整える
- サラシアで糖の吸収を抑える
- 短鎖脂肪酸を作る酪農菌がエネルギー代謝をアップ
整腸効果があり、便通をサポートしてくれます(≧▽≦)妊娠中便秘になりやすいので、便秘薬以外でサプリにしました!
脂肪がつきにくくなった気がします!産後までそのまま続けて体脂肪増量しないようにしたい・・・。
▼シボヘール
シボヘール
【価格】
単品価格:3,218円
定期コース初回980円
※2回目以降2,808円
【特徴】
- 葛の花由来イソフラボンが中性脂肪の代謝をアップ
- お腹周りの脂肪が増えるのを防ぐ
- 脂肪分解吸収を予防して脂肪に変わるのを防ぐ
キャンドルブッシュなど妊娠中にNGな成分がないので安心して飲めます(^_-)-☆
葛の匂いがちょっとするけど、私は平気でした。妊娠中の体重キープに飲み続けています。
▶妊娠線ができてしまったら?かゆみの対処と妊娠線を消す方法
妊娠線ができるとき、真皮層がさけるときにはかゆみを感じるそうです。
でも妊娠中って下手なものを使うと赤ちゃんに影響がないか心配ですよね。
妊娠線のかゆみ対策や治療についても調べてみました。
■妊娠線のかゆみはどう抑えたらいいの?
妊娠線予防クリームや保湿を行うことで、乾燥を抑えてかゆみを予防する効果が期待できます。
しかし、すでにできて「かゆい!!」となっているときにはできれば即効性が高い方法が知りたいものですね。
【かゆみがひどくなる要因】
- 乾燥
- 摩擦や刺激
- 炎症
- 肌の損傷
このポイントを抑えて対策すれば、かゆみを軽減する効果が期待できますよ。
妊婦さんが使えるかゆみ止めとしては、ステロイド軟こうや、オロナインH軟こうなどが挙げられています。
しかし、保湿・保護・妊娠線ケアとして考えるなら、妊娠線専用のケアクリームが効率的でしょう。
ビタミンCやビタミンEで肌代謝をアップさせ、皮膚の修復、炎症を防ぐ成分を配合している妊娠線ケアクリームがおすすめです。
【おすすめは?】
ノコア アフターボディ トリートメントクリーム
通常価格は、1本6,980 円とちょっとお値段が高いんですが、2本セットや定期コースでは1,000~2,000円OFFのお値段で買えちゃいます。
抗炎症成分:ネロリ・アボカド・ティーツリー
くすみとり・肌の弾力アップ:オリーブ
肌修復成分:アサイヤシ・バオバブ
保湿:ホホバオイル・アルガニアスピノサオイル
これらの成分が配合されていて、妊娠線トラブルのケアに効果的なんです( *´艸`)
添加物フリー・自然由来成分使用なので、安心感も高いですね。
■真皮層がさけても治すことはできる?
通常、ケガなどにより真皮層はさけた場合の治療方法は皮膚移植です。
しかし、負担が大きいことや手術の出来で傷が目立つなどのデメリットがあるため、妊娠線治療で手術に踏み切る人は多くはありません。
そのほか、エビス美容クリニックなどの美容クリニックで提案されている方法では、炭酸ガス治療で肌の再生を促す方法があります。
炭酸ガスを注入する治療になるので、傷を新たに増やすなどのデメリットや負担が少ない方法です。
凹凸が目立たなくしたい人は、妊娠線の治療方法として検討してみてはいかがでしょうか。
■治療を受ける・ケアをするときの注意は?
喫煙や運動不足、血行不良は真皮層の修復が遅くします。
これらの悪習慣は改善して、真皮層の回復に努めるようにしましょう。
体を作るたんぱく質・新陳代謝を上げるビタミンや葉酸なども積極的に摂るようにしてください。
■なるべく手軽に消すには?
けがを治すのと同じで断裂部分同士の細胞がくっつくようにケアすることが必要になります。
さけた部分をつなぐには時間もかかります。
地道に治すなら、食事管理と体重管理・スキンケア・運動を取り入れましょう。
「できるだけ早く治したい・手軽に治したい」という場合は効果を底上げするサポートを取り入れると良いでしょう。
炭酸ガス治療で細胞を刺激しながら、新陳代謝のアップで細胞修復をサポートしていくと効率的です。
保湿・弾力ケアを続けて傷を小さく抑え、細胞を作るアミノ酸を合成するたんぱく質・葉酸やビタミンを取り入れましょう。
また運動での血行促進や筋肉の弾力をキープして、体重を一気に増やさないように維持することも大事ですよ。
食事管理や筋肉維持にサプリ・傷の縮小に専用スキンケア・細胞修復を早めるのに炭酸ガス治療などを合わせて、手軽にケアしてみてはいかがでしょうか。
▶まとめ
たしかに、妊娠線は苦労した証だと感じるけど、できることなら・・・。
妊娠しても、きれいな私でいたい。お腹もすべすべで、スタイルも良いママでいたい。
そう考える女性にとって妊娠線ケアは大事なポイントですよね。
赤ちゃんや自分の体も守りつつ、きれいでいたい人は本記事をぜひ参考にしていただけたらと思います(*´ω`*)
最後にポイントを簡単におさらいしておきますね!
【妊娠線を予防するには?】
- 真皮層がさけて傷が広がるのを抑える
- スキンケアは保湿・ハリ(弾力)ケアを重視
- 運動で筋肉を鍛えて伸縮性をキープ+血行をよくする
- ダイエットで脂肪を減らして皮膚や筋肉の伸びをよくする
【妊娠線を消すには?】
- 細胞がさけているので、細胞の修復をする必要がある
- 裂け目を広げないように保湿・弾力をキープするスキンケア
- 太って裂け目を広げないように体重管理・食事管理
- ビタミン・たんぱく質・葉酸など新陳代謝を上げる食べ物をとる
- 細胞の新陳代謝を上げる炭酸ガス治療などを検討してみる
- サプリや専用スキンケアで栄養や体型管理・傷を抑えるサポートをする
しっかり取り入れて管理できれば、妊娠線ができてしまうリスクを回避できる確率が上がります。
出産準備や仕事などで忙しい人は、サポートするサービスやアイテムを取り入れて効率的にケアしてみてはいかがでしょうか。