よく眠れていますか?
酵素ドリンクダイエット失敗の原因として、意外と注目されていないのが睡眠の効果です。
睡眠の質がダイエットの成功を左右するといっても過言ではないのです。
眠っている間に、ちょっとでも痩せる効果があってキレイになれるなんてお得ですよね( *´艸`)
ダイエットと睡眠について詳しくみていきましょう。
この記事で解決すること!
▶1 ダイエットと睡眠の関係
睡眠は人の体に重要な時間です。睡眠の役割や働きを知ってみましょう。
■睡眠の役割
記憶の整理・定着
休息・ストレスの軽減
疲労の回復
ホルモンの分泌
身体の修復
新陳代謝と抗老化
免疫力の向上・病気の予防
睡眠には、このように多くの働きがあります。
人の精神や体を維持するのに、かなり大事な時間なのです。
ではこれらの働きがダイエットにおいてどういう弊害につながるのか見てみましょう。
■睡眠がダイエット失敗の原因に!?
睡眠の質が悪く、十分に睡眠がとれていないと、太りやすい体質になってしまいます。
睡眠が不足すると十分にホルモンが分泌されず、バランスが崩れます。
食欲を抑制するホルモン、レプチンが減少し、食欲を増進させるグレリンが増えます。
この食欲の増加に加え、理性で制御させる働きを持つ前頭葉の働きが鈍るので「制限できずに沢山食べてしまう」という事態に陥ります。
睡眠が浅いタイプだと、夜中に目が覚めて空腹感を感じることで夜食に走ってしまう人も多いですね(-_-;)
ドキッとした人は睡眠不足になっていないかチェックしてみましょう!
■睡眠トラブルチェック
睡眠に関するトラブルチェックです。
当てはまる方は、睡眠の質を向上させる工夫が必要です!
眠る時間と起きる時間が一定ではない
寝付くのに30分以上時間がかかり眠りが浅い
睡眠時間は取っているのに日中に眠くなる
悪夢を見るなど寝付けないことがある
不快な出来事や不安が頭をよぎり、眠れない
いかがでしょうか。
思い当たる節があるという方は睡眠の質が下がっている恐れがあります。
あなたの痩せられない・ダイエットの失敗は睡眠の問題かもしれませんよ。
▶2睡眠効果で痩せる仕組みを知ろう
睡眠の質を上げたら痩せられるのはなぜ?
痩せる仕組みを知って、睡眠を効果的に利用しましょう♪
■睡眠で痩せる仕組みとは?
睡眠不足で太る原因についてみてきましたが、今度はどうして痩せるのかを知ってみましょう。
▼食べすぎの予防
満腹中枢に信号が送られることで、人は「お腹がいっぱい。これ以上はいらない」と食事の停止ができます。
このときに働いているのが、レプチンという食欲抑制ホルモンです。
レプチンが過食を防ぎ、食べすぎを予防します。
▼新陳代謝
睡眠の間、傷の修復やホルモンの調整などでエネルギーを代謝し、細胞を作っています。
多くのエネルギーを必要とする筋肉の細胞を構築し、脂肪燃焼をサポートしたりする効果も期待できますね。
▼エストロゲンの分泌
エストロゲン(女性ホルモン)の分泌により、脂肪代謝が向上します。
このホルモンにより、痩せやすい体を維持する効果があります。
▼ストレスの軽減
ストレスがかかると交感神経が刺激された状態になります。
ノルアドレナリンやコルチゾールといったストレスに対するホルモンが分泌されています。
危険信号のようなもので、脳や肉体の働きは活発になりますが体には大きな負荷がかかっています。
睡眠による副交感神経への切り替えで、エネルギー不足による過食を抑える効果があります。
■これが失敗の原因になっているかも!?睡眠の質を下げるNG習慣
睡眠がダイエットに効果的なのはわかりましたね。
では、睡眠の質を下げてしまうNG習慣についてもみておきましょう。
就寝時間までの6時間内の間にカフェインを摂取する
就寝ギリギリまで明るい部屋でスマホやPCを操作する
就寝までの3時間以内に夜食・夕食を摂取する
就寝前に42度以上の熱いお湯に浸かる
就寝前に筋トレなどの激しい運動をする
これらは、交感神経を刺激し脳を覚醒状態にしてしまう習慣です。
可能な限り避けるようにしましょう。
▶3睡眠の質を上げよう!
睡眠の質を上げることで、睡眠によるダイエット効果・美容効果を有効に活用しましょう!
睡眠の質をアップさせる方法について詳しく紹介します。
各項目のルールを知って取り入れて見てください。
■運動のルール
就寝3~4時間前、夕方ごろに適度な運動をする
就寝前30分~1時間には激しい運動は控えて、マッサージやストレッチを行う
睡眠の質は、就寝3~4時間前と就寝直前の体温の差によって変わります。
体温の差が大きい程、より深く質の良い睡眠をとることができますよ。
また、寝る前には副交感神経を活性化させるヨガやマッサージなどでリラックスしましょう。
■食事のルール
就寝の3時間前には食事をすべて済ませる。
夕食を食べすぎない。
食事の消化には3~4時間ほどかかります。そのため、就寝前には胃腸が休めるように調整しておきましょう。
また、食べすぎると消化にかかる時間が多くなり、睡眠が浅くなるなど質が落ちやすくなります。
適度に食べて調整してください。
※腹八分目の目安は普段の食事から400kcal(ご飯茶碗2杯分)のカットを心がけるようにしましょう。
■就寝のルール
寝る前に強い光を見ない
交感神経を活発にする熱いお風呂は就寝3~4時間前までに済ませる
眠る直前までスマホやパソコン、ゲーム機をいじってしまう人も多いのでないでしょうか。
交感神経を活発にして目が覚めてしまうので、強い光を就寝前に受けるのは避けましょう。
同じく、入浴の温度が高いと交感神経が活発になりますので、熱いお湯で入る方は3~4時間前までにしましょう。
徐々に部屋の明かりと体温を落としていくことで、快適な眠りにつながりますよ。
▶まとめ
ダイエット失敗の原因になる睡眠不足について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
基本のポイントはたった2つ。最後におさらいしますので、ここだけでも覚えておいてください。
睡眠には食欲の抑制・脂肪代謝のアップ・ストレスの軽減など痩せ体質になるために大事なポイントが詰まっています。
アンチエイジング効果もあるので、太りにくい体型をキープする効果もありますよ( *´艸`)
睡眠の質を上げるには副交感神経への切り替え・就寝前までの体温の調節を意識して取り組みましょう。
上手く活用して、ダイエットをばっちり成功させてみてくださいね!
眠りが浅くて食事が我慢できない時には、ぬるめの酵素ドリンクなどを適度に飲みながらダイエットを成功させてみましょう♪